e-Tax対応のICカードリーダー
2020年1月26日
早いもので、今年も確定申告が近づいてきました。青色で確定申告をしている人は、青色申告特別控除(65万円)を受けられる特典がありますが、どうも来年の2021年3月申告分から55万円に変更になるとか。しかも、引き続き65万円の控除を受けたい場合は、e-Taxによる申告または電子帳簿保存に加え承認申請書を税務署に提出しないといけないようなんです。
e-Taxによる申告または電子帳簿保存に加え承認申請書を税務署に提出すれば控除額が増えるなら納得もいきますが、これまでどおりの申告方法だと10万円も引かれるなんて。その代わりといっては何ですが基礎控除額は38万円が10万円増加して48万円になるそうです。(一部の例外を除く)
今年の確定申告までは、これまでどおりでOKですが、なんとも強制的な感じが否めません。会計ソフトで入力しているので承認申請書を税務署に提出すれば問題ありませんが、マイナンバーカードも取得しているし、いずれe-Taxに移行していく流れになるだろうと予想して、今回e-Tax対応のICカードリーダーを購入してみました。
今回、amazonが在庫切れだったので楽天で購入しました。商品名は「ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380」で、お値段は2,779円(税込)でした。
※上記リンク先はamazonになっています。
このICカードリーダーは、e-Taxなどの電子申告のほかに、楽天Edy・Suica・WAONなどの残高・利用履歴を確認したりチャージができるそうです。
使用方法は、パソコンと本体を付属のUSBケーブルで接続すると自動でドライバのインストールが始まるらしいのですが、何度か試したところ自動インストールが始まらなかったので手動でインストールしました。また、各サービスを利用するには、各ソフトをインストールしないと利用できないので少々面倒かも。
私の場合、e-Taxの利用が目的なので、ほかのサービスはあまり必要性を感じませんが、Suicaのインターネットサービス(チャージしたりネットショッピングの支払いに利用する場合)は2020年9月に終了予定されていたり、PaSoRi対応の楽天Edyアプリ(iOS用)は、2021年8月にサービスが終了予定されているようなので、電子マネーの利用を目的とされている方は各サービス内容を確認してから購入することをおすすめします。
さて、手始めにSuicaを利用しているので、電車の利用履歴や残高を確認できるソフト「SFCard Viewer 2(無料)」をインストールして利用してみたところ問題なく見ることができました。(乗車履歴や残高の表示は最大20件まで)
来月に入ったらe-Taxで申告するために必要な利用者クライアントソフトをインストールして、電子申告にチャレンジしてみようと思います。